Android10 での新機能「自動字幕起こし」が、Pixel 3でも利用できるようになっていたので、早速試してみました。
自動字幕起こし(自動文字起こし)機能とは?
自動字幕起こし機能は、ユーザーのアクセシビリティを高める補助機能の一つで、スマートフォン端末で音声コンテンツの再生を検知すると、自動で画面上に字幕を表示してくれる機能です。
現時点では、日本語にはまだ対応されていないため、基本的には英語コンテンツでの用途に絞られると思いますが、今後の多言語展開が期待されます。
Androidの標準機能であるため、アプリに縛られずに字幕の表示が可能となります。
音声が出力できない場面で、YouTubeなどの動画コンテンツを楽しんだり、動画からテキストを起こすタスクを自動化したり、さらには英語の学習現場など様々なシーンで活用の可能性が広がりそうです。
自動字幕起こしのオン/オフと使い方
Pixel 3 で実際に自動文字起こしを使用してみます。
機能のON / OFFの切替は簡単で、ハードウェアの音量ボタン(上または下)を押下すると、従来の音量表示に加えて、自動文字起こしのアイコンが表示されます。
このアイコンをタップするだけで自動字幕起こしのオン/オフを切り替える事ができます。
※アプリの設定メニューからも、機能のON/ OFFが可能です。
( 設定 ⇒ ユーザー⇒自動文字起こし)
これで、音声メディアの再生を検知すると、自動で字幕を表示してくれるようになります。
例えば、Youtubeアプリで動画を再生してみると、以下の様な感じに。
ダブルタップで全文表示に切り替える事も可能です。
本格的な使用は、日本語の対応が待たれるところですが、英語コンテンツにガッツリ浸りたい方には、十分利用価値があるかもしれませんね。