【PR】

ガジェット

【スペック比較】HUAWEI Watch GT 2はどう進化したのか?

2019年11月26日

「無性に、スマートウォッチが欲しい」

という衝動のみで、ここ数日様々な機種を吟味してきました。

ウェアラブル界隈の開発競争はまだまだ激しいようで、日本で購入できる端末の内、比較的手が出しやすい価格帯に絞っても、無数のメーカーと機種であふれています。

自分の好みや、使いたい機能、価格とのバランスをみながら、一つの端末を選定しきる作業は、思いのほか体力を消耗します。

PCの様にCPU、メモリ、ストレージといった分かりやすい指標だけでは選定できないのが、スマートウォッチの世界ということがわかりました。

そうした紆余曲折ありつつ、私が絞り込んだ現時点の候補は、下記の2つ。

  • HUAWEI Watch GT 2
  • Fitbit Versa 2

どちらも最近日本で発売された、業界知名度が高い「HUAWEI」「Fitbit」のモデルです。

ちなみに、簡単に選定理由を述べると、

基本的なバイタル計測機能を十分に備えており、睡眠モニタリングも可能。さらにバッテリーの持ちも良く、筐体のデザインも個人的に好み。

といったところです。

とりわけ、気持ちが向いているのが「HUAWEI Watch GT 2」の方。

https://consumer.huawei.com/jp

同時に、価格面の折り合いで、旧モデル「 HUAWEI Watch GT 」が今後安くなれば、そちらも選択肢に入れることも視野にいれています。

という訳で今回は、「HUAWEI Watch GT 2」 と「HUAWEI Watch GT」 のカタログスペックを比較し、「違いは何か?」逆に「変わってない点 は何か?」を整理したいと思います。

HUAWEI Watch GT 2」「HUAWEI GT 」スペック比較

カタログスペックをベースに、 42mmモデルと46mmモデル の両モデルで数値を並べてみます。

HUAWEI Watch GT 2 =GT 2、
HUAWEI Watch GT =GT の表記とします。

サイズ

  GT 2
(42mm)
GT 2
(42 mm)
GT
(46mm)
GT 2
(46mm)
サイズ(横)42.8mm41.8mm46.5mm45.9mm
サイズ(縦)42.8mm41.8mm46.5mm45.9mm
サイズ(高さ)10.5mm9.4mm10.6mm10.7mm
ベルト幅22mm-22mm-
手首周り130~190mm130~190mm(クラシック/エレガント)、
130~200mm(スポーツ)
140~210mm140~210mm

サイズ感に関しては、大きな変更はない印象。

HUAWEI Watch GT 2で若干コンパクトにはなっているものの、小さな進化であるため、見た目や体感としては違いが出る程ではないのかなと思います。

重量

GT
(42mm)
GT 2
(42mm)
GT
(46mm)
GT 2
(46mm)
36.2g29g46g41g

※バンド含まない

重量に関しては、 HUAWEI Watch GT 2 で大きく軽量化に成功していることがわかります。

42mmモデルで-7g、46mmモデルでも-5g と、特に42mmモデルでの進化が目覚ましい。

コンパクトさや、軽いフィット感を重要視する方は、HUAWEI Watch GT 2 を選ぶとしっくりくるかもしれません。

ディスプレイ

GT
(42mm)
GT 2
(42mm)
GT
(46mm)
GT 2
(46mm)
1.2インチ AMOLED(有機EL)
390 x 390ピクセル 326ppi
1.2インチAMOLED 390 x 390 HD
AMOLEDタッチスクリーン
1.39インチ AMOLED(有機EL)
454 x 454ピクセル 326ppi
1.39インチAMOLED 454 x 454 HD
AMOLEDタッチスクリーン

ディスプレイは、前モデルを引きついだ有機ELディスプレイとなっており、解像度も含めて変更がありません。

通信規格

GTGT 2
Bluetooth® 4.2 BLEBluetooth® 5.0 BLE / BR / EDR

大きな技術革新の一つとして、通信規格の変更があげられます。

旧来のBluetooth 4.2と比較して、HUAWEI Watch GT 2で採用されているBluetooth 5.0 は通信速度が2倍、通信範囲が4倍向上すると言われています。

通信環境が向上することで、スマートウォッチとスマートフォンの接続がよりスムーズで強固になると考えられます。

センサー

GTGT 2
加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー(コンパス)
光学式心拍センサー(高精度分離型PPG)
環境光センサー
気圧センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
気圧センサー
装着検知センサー

HUAWEI Watch GT 2 では、新たに「装着検知センサー」が追加されているものと思われます。

具体的にどの機能に寄与しているかは確認できませんでした。

着脱状態を判別し、睡眠モニタリングやバイタルログの精度向上や各機能のブラッシュアップに役立ててるのでは?というのは想像です。

バッテリー

通常使用時、GPS連続使用時のバッテリー持続時間を比較してみます。

通常使用時

GT
(42mm)
GT 2
(42mm)
GT
(46mm)
GT 2
(46mm)
約7日間約7日間約14日間約14日間

HUAWEI Watch GT シリーズの大きな特長であるのが、2週間の稼働(46mmの場合)に耐えうる、バッテリーの持ち。

個人的にも最も重要視しているポイントの一つです。

HUAWEI Watch GT 2での進化は?というと、

通常使用時のバッテリーの持ちに関しては、意外にも HUAWEI Watch GT と変わらず。

GPS連続使用時

GT
(42mm)
GT 2
(42mm)
GT
(46mm)
GT 2
(46mm)
10時間15時間22時間約30時間

ご覧の通り、GPS稼働中の電力消費は大きく改善しています。

HUAWEI Watch GT 2 で新たに採用された「HUAWEI Kirin A1」というチップセットが、GPS機構の効率化に一役かっているようです。

ジョギングやサイクリングなどで、GPSを駆使したトレースを多く行いたい方は、GT2の方が適しているといえるでしょう。

ランニングやスイミング、スポーツ中のロギングを想定して購入される方は、バッテリー持ちの面では、新モデルの方が快適と言えそうです。

充電

GTGT 2
マグネチック充電ピン磁気充電ポート

充電アダプタが、 HUAWEI Watch GT 2 では 磁気充電 アダプタに変更になっています。

加えて、充電クレードルの端子が「USB Type-C」となったため、汎用のUSB Type-Cケーブルが利用できるようになったという事で、地味に利便性が上がっています。

マイク/スピーカー内蔵(46mmモデルのみ)

Huawei Watch GT 2 の46mmモデルには、マイクとスピーカーが内蔵されており、Bluetoothを介して通話や音楽再生が可能です。

音楽は スマートウォッチ内のストレージにも保存可能で、スマートフォンと接続していなくても、デバイス本体から音楽を楽しむことができます。

まとめ

カタログスペックで見る、HUAWEI Watch GT 2で大きく改善した点をざっくりまとめると、

  • 重量が5~7g程度軽くなった
  • 通信精度の向上( Bluetooth 4.2 ⇒ 5.0 )
  • GPS使用時の電力効率向上
  • マイク/スピーカーの搭載

今回のモデル刷新では、軽量化とバッテリーの順当な進化がみられました。

加えて、機能面での目玉としては、マイク/スピーカーの搭載があげられるでしょう。

逆にいうと、上記を妥協できるのであれば、HUAWEI Watch GT を選択するのも大いにアリかと思います。

あとは、個人のデザインの好み、用途や目的にあわせて最適な選択がでできればこの上なし。

※本記事で掲載していない細かい変更や、もしかしたら取りこぼしもあるかもしれませんので、購入の際は公式ページ等でスペックを確認くださいませ。

 

『HUAWEI WATCH GT2』の全記事まとめはこちら

期待を裏切らない「HUAWEI Watch GT 2」を徹底レビュー

続きを見る

\【12万冊】聴き放題はじまる/

ガジェット

2020/8/13

【コスパ最強スマートウォッチ】HUAWEI WATCH GT2 関連記事まとめ

スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT2」を半年以上愛用しています。 本ブログでも度々紹介してきており、関連記事がそこそこ多くなってきたので一旦仕切りとしてまとめてご紹介します。   Contents 1 「HUAWEI WATCH GT2」とは? 2 「HUAWEI WATCH GT」と「HUAWEI WATCH GT2」の違いは? 3 「HUAWEI WATCH GT2」レビュー 4 「HUAWEI WATCH GT2」のフィルム 5 アプリ関連更新情報 6 スマートウォッチ関連 ...

ReadMore

ガジェット

2020/5/28

HUAWEI WATCH GT2 の最新アップデート(1.0.3.62)で待ち受けフェイスが追加!!

HUAWEI WATCH GT2の最新ファームウェア「1.0.3.62」が更新可能となっていましたので、早速試してみました。 1.0.3.62 のアップデートでは、待ち受けの文字盤のフェイスが新たに追加されている様です。 従来のフェイスに少し飽きてきたころだったので、地味ながらうれしい変更です。   1.0.3.62 の更新ログより抜粋 注 1)更新パッケージをウェアラブルに転送した後も、更新を完了するにはインストールする必要があります。 2)ウェアラブルを更新するには、少なくとも20%のバッテ ...

ReadMore

ガジェット

2020/5/28

使い込むと見えてくる、スマートウォッチの本当の必要性

今年初の記事投稿です。 正月疲れ(?)も取れ、日常生活へと体が再適応してきたところで、ブログの執筆も徐々に加速していきたいと思います。 それでは、今年もやるログをよろしくお願い致します。   さて、新年のご挨拶とリハビリを兼ねての1投目ということで、運用を開始して1か月が経過した 「Huawei Watch GT 2」の近況をご報告したいと思います。 多くの機能を備えている「Huawei Watch GT 2」。 購入してしばらくは日々様々な機能に触れ、毎日のように全てのログをチェックする生活を ...

ReadMore

ガジェット

2020/5/28

デバイス曲面も保護するフィルム「Flexible Shield」を試してみた

スマートウォッチ「Huawei Watch GT 2」に、PDA工房の「Flexible Shield」というフィルムを貼ってみました。 この製品は、ガラスフィルムなどの貼り付けに比べて、難易度が高いらしく「上級者向け」とうたわれていた事もあり、いつになく万全な下準備をこしらえて、貼り付け作業に臨みました。   Contents1 Flexible Shield の特長2 Flexible Shieldの事前準備3 flexible shieldを貼り付けてみる4 完成5 まとめ Flexibl ...

ReadMore

ガジェット

2020/2/13

Androidの新機能「自動字幕起こし」を使ってみた

Android10 での新機能「自動字幕起こし」が、Pixel 3でも利用できるようになっていたので、早速試してみました。 自動字幕起こし(自動文字起こし)機能とは? 自動字幕起こし機能は、ユーザーのアクセシビリティを高める補助機能の一つで、スマートフォン端末で音声コンテンツの再生を検知すると、自動で画面上に字幕を表示してくれる機能です。 現時点では、日本語にはまだ対応されていないため、基本的には英語コンテンツでの用途に絞られると思いますが、今後の多言語展開が期待されます。 Androidの標準機能である ...

ReadMore

-ガジェット
-

Copyright© やるログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.