LINEクリエーター達の次なる畑。「LINE着せかえ」開始

誰でもLINEスタンプを作って販売できる「LINEクリエーターズマーケット」。

年齢、職業、スキル問わずに誰でも参加できる事から、数多くのクリエーターが参入し、そして散っていったという。。

かく言う私もクリエーターズの屍の山に身を埋めている1人であることは、ここだけの話。

さて、このマーケットにおいて次なる畑が整備されたようです。。

その名も「LINE着せかえ

プログラムの参加要件は、スタンプと同様。

誰でも参加できるプログラムとなっております。

そして、LINE着せ替えでクリエイトするものは、メッセージに添える絵柄ではなく、LINEアプリ画面の背景デザインやボタンなどの画面構成物です。

(この時点で、めんどくさそうな雰囲気がぷんぷん漂ってまいりますが)

早速、製作カイドラインを見てみると、

必要なもの

A. メイン画像 3個 (iOS, Android, LINE STORE用のサイズ違い)

B. メニューボタン 20個 (iOS, Android)

C. メニュー背景画像 2個 (iOS, Android)

D. パスコード画像 16個 (iOS, Android)

E. プロフィール画像 4個 (iOS, Android)

F. トークルーム背景画像 2個 (iOS, Android)

G. スプラッシュ画像 2個 (背景, ロゴ+イラスト)

以上、総数49個

”誰でも”と間口を広げてあっても、もはや実工数的に誰カレでも気軽に参加できるものじゃないですよね。

更にカイドラインの詳細まで目を通してみると、及び腰となること請け合いですので、体力、気力のある方は一読していただきたい。

ガイドライン – LINE Creators Market

製作する画像の種類が多いため、全体のカイドライン以外にも各画像毎の規定や制約事項が細かく、デザインの外注でも依頼されているかのような圧迫感を感じました。

※実態として、成果報酬型の外注みたいなもんかもしれませんが。

恐らく、スタンプを遥かに凌駕するリジェクト率となるのではないでしょうか。

収益について

販売価格は1セット360円、480円、600円(各150コイン・200コイン・250コイン)の中から自由に設定することができ、売上総額よりApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いた50%(売上総額の35%)がクリエーターの収益となるそうで、クリエーターの収益率はスタンプと同じですが、販売価格が3倍からのスタートとなるため単価が大きく上がります。(売れればな)

勝算はいかに?

スタンプの時と同様と考えると、水物商売の先行者利益よろしくで、市場に数が出回るまでの間は、ある程度の利益が見込めるのでは?とは思っています。

しかし、スタンプと異なる「着せかえ」という物の性質上、以下の懸念点、リスクは認識しておくべきかと思います。

1.スタンプの様な拡散性はない!

スタンプの場合、良いものを作れば、自ら宣伝しなくとも購入者が率先して使用してくれることで、それ自体が宣伝/拡散に自動的に繋がります。そのため「宣伝活動を行わなくとも、売れるものは売れる。」という大手の圧倒的広告力をいなせる現状があります。

しかし、LINE着せかえではそうした購入者の使用による拡散は行われないため、特に無名個人は広告力の差をダイレクトにかぶることとなるでしょう。

ノーガードでの打ち合いでは、大手にボコボコにされる可能性が高いため、個人でも販売戦略や宣伝活動にもより力を入れなければならなくなる事態が想定されます。

2.製作工数というリスク

投資費用がかからないから、ノーリスクではありません。特に一般的な社会人らにとっては、「タイムイズマネー」なのです。

カイドラインで挙げたとおり、製作物の数や種類もさることながら、それぞれ細かい規約を遵守して製作物を仕上げねばなりません。それら制約の中にハマる表現やデザインを当て込んでいく作業というのはかなりしんどいと思います。

同一のルールに則って、40個の絵を描けば良いというスタンプとは勝手も手間も大きく違うところなのです。

慣れで吸収できる部分も当然あるでしょうが、スタンプの製作時間の2、3倍では収まらないのでは?とう印象です。

これらを踏まえて、利益のみを目的とする場合には、相応の時間を不意にすることを、リスクとして負うこととなります。

3.リリースまでの期間

かつてスタンプの審査がそうであった様に、開始間もない審査機構が熟練していない段階において、審査期間がどれだけかかるか分からないという懸念があります。

スタートダッシュをかけて、製作したものの実際に市場に出るのは審査期間を挟んで数ヶ月後。。。

審査期間をまだかまだかと、悶々と過ごし、いつしか高まった製作意欲も消失してしまうこともあるかもしれません。(マジである得るので恐ろしい。)

理不尽な事情による度重なるリジェクトもあるかもしれませんので、この辺はネットで情報をウォッチしながら、随時取り込むことで不遇を回避したいところです。

長くなりましたが、

以上の様に、軽い気持ちで臨むには、ややハードルが高い「LINE着せかえ」。

私は少し様子見とするつもりですが、もちろん先行参入による可能性もあると思いますので、

意欲と体力のある方。もしくは絶大な知名度のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

おしまい

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