同窓会とは、過去の幻想をぶち壊し現実を再確認する作業であった

中学卒業からはや十余年。

3ヶ月前に成人式以来となる同窓会が執り行われました。私自身は社会人となって初めての同窓会です。

少し前から地元の有志により計画されていたことは耳に入っており、割と早い段階で「LINE」を使った連絡網の拡散が行われていました。

数年前に開催された高校の同窓会は参加しませんでした。その理由は大したことはなく「面倒」とか「特に会いたい人がいない」とかありきたりなやつです。

(正直、今々考えると行っておけば良かったかなとも思います。)

「さて、どうするか?」

少し考えはしましたが、今回の同窓会は参加することにしました。

特に細かい理由はありません。「参加してみたい気持ち」が「面倒な気持ち」を上回ったまでです。

中学時代は私の人生のピークといっても過言ではない程、人間関係、学業、スポーツ等全てにおいて順風満帆であったため、いい思い出しか脳内に残ってなかった事が決断の根底にあるのでしょう。

LINEグループにて参加表明をし、参加当日。

楽に構えていた為、少し遅れて会場に到着。ホテルのイベント会場に60~70名程の懐かしい面々が集まっていました。馴染みのグループを見つけ、定型の会話を2、3言交わした後は直ぐに打ち解けることができました。

一通り話し終え一息ついた時に、冷静に回りを見渡して見ると幾つかショックなものや、脳内の思い出と現実とのギャップをすんなりと飲み込めない事象にぶち当たります。

いくつかを挙げますと、

  • 女子はアラサーともなると、7割方「おばさん化」している

当然といえば当然です。

かつて、一瞬トキメキを抱いたこともあったかも知れないあの子も、学年で最も美人だと言われていた彼女も、今となってはすっかり母親の様相を示している訳です。

会話をしてみても、中学時代の奥ゆかしさは微塵も残っておらず、むしろ主婦特有の豪快さを垣間見ました。こうして、思い出のあの子は現実の姿ですっかりと上書かれ10年の重みを痛感することとなるのです。

  • 未婚者が少数派

たまたまなのかも知れませんが、結婚されて子供もいらっしゃる方が多く、30代華の未婚街道へまっしぐらの私からすると「やっぱりそうだよなぁ。皆大人だもんなぁ」と訳の分からない感慨深さがこみ上げてきます。

そして、我が将来をほんの少し心配してみるのです。

その他、一緒に部活に励んでいた友人が「スキンヘッド」になっていたり、文系のメガネ少年だったはずの子が、アパレル店員となりいちいちイケメンキャラを出してくるなど、一つ一つの今と思い出の相違が積み重なり、

もはや思い出は幻想である。」と気がつくのです。

懐古厨である私に「さぁ、現実を見よ。」と言わんばかりに。。

ええ、薄々分かってはいましたとも。過去は過去として葬らしめよと。

というわけで、同窓会は過剰に美化された幻想を完膚無きまでにぶち壊す可能性がありますので、承知の上ご参加下さい。

とある同窓会の話でした。

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